特別養護老人ホーム清心苑

介護ロボットスーツ HALを導入しました!!

2017年03月01日

清心苑に最新の介護ロボットスーツ「HAL」が導入されました。HALとは、茨城県にあるサイバーダイン社が開発した介護支援用のロボットスーツの事です。

筋肉から出る生体電位信号を読み取ることで、介助者の動きをアシストし、ベッドから車いすへの移乗のような介護動作において、腰部にかかる負担を軽減し、腰痛を引き起こすリスクを軽減してくれます。

管理者講習会の様子

操作は、3つのボタンのみで非常に簡単です。また、2.9㎏と軽量な設計のため長時間の着用も可能となっています。アシストをオフにすれば、着用したままデスクワークや休憩もとることが出来ます。

実際に入居者様に使用してみました!

使用したスタッフからは、
・「中腰になった時、背中をグッと引っ張られて支えられている感じがする。」
・「パット交換など、一定の姿勢を保持する時には楽だ。」といった意見が出ました。

しかしその反面、
・「自分が意図しないタイミングでアシストが入ると、移乗の際に、入居者様を落としそうで恐い。」
・「汗をかくと電極パッドが徐々に外れてきてしまう。」

と言った意見もありました。 入居者様も「なんやこれ。本当にロボットみたいやな。」と関心を持たれている様子でした 。

まだまだ発展途上の分野ではありますが、今後も清心苑では介護ロボットの技術を積極的に取り入れていき、入居者様にもスタッフにとっても、より良い環境で生活、業務が出来るよう努力していきます。